2017年10月の台風以前、確認されていなかった角石が波打ち際に鎮座していました。
しっかり成形されている角石ですが、積船時に落下させてしまったのでしょう。
落下させた石材は落城に繋がるとして江戸に運ばれることはなかったのです。

この角石の存在する位置は、崖上の「進上 松平土左守」の銘文が入った角石、
東西南北約5m、「越前」の文字と刻印、矢穴が多数開けられた巨石、
2018年4月に発見された「○に二」と「柏一葉」の組み合わせ刻印石、
柱穴石の直線上にあります。

築城石運び出し現場と思われ、海中には積船時に落下させてしまった築城石が大量に存在していると思われます。


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