初見の刻印が刻まれた巨石は、約3mの切り立った斜面に刻印面のみ露出させていました。

刻印は釘抜紋と波形紋の組合せ紋です。

手元の資料に、この刻印石の位置情報の記載は無く、新発見の刻印である可能性があります。

今まで何度もこの付近の上方から隣接する向山石丁場に向かって、斜面を下っていたのですが、

大量の倒木の背後に存在していたため気が付かなかったのです。

今夏、襲来した二つの大型台風の影響で倒木が散乱、巨石の刻印面が露出したようです。


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