刻印近景です。
刻印は「○にた」。
大川地区に寛永時代、担当石丁場を所有していた筑後柳河(現在は柳川)藩主、立花飛騨守宗茂の刻印ではないかと思われます。

「○にた」の刻印は、熱海・朝日山石丁場にて多数確認されていますが、
明らかに刻印の形が異なります。
下の写真は熱海・朝日山石丁場の刻印石です。



熱海・朝日山石丁場の刻印は古文書より黒田長政の担当丁場であることが確認されています。
東伊豆町大川地区は寛永十一年の細川家文書「伊豆石場之覚」より立花飛騨守宗茂の担当石丁場があった内容が記載されています。


閉じる